芸能・アイドル

2013年9月18日 (水)

記録は破られる

先日、日本のプロ野球のシーズン本塁打記録を塗り替えた、ヤクルトのバレンティン選手。
各界からも、祝福と驚きの声が上がっている。

ただ、半世紀近く破られなかった王貞治氏の記録が更新され、あるベテラン・タレントからは複雑な意見も聞かれるようだ。
「“凄いことやりました”とは言いたいけど、“おめでとう”は控えさせていただきたいね。大好きな王さんの記録だし」
そう語るのは、茨城ゴールデンゴールズ初代監督の、萩本欽一氏。

ちなみに、故・坂上二郎氏とのコンビ「コント55号」は、王氏が55号を記録した翌々年(66年)に誕生したとか。
「王さんの55号にあやかって、つけた名前だからね。王さんの記録がなくなると同時に、コント55号の歴史も薄れちゃうよ」と寂しそう。(汗)
さらに、「王さんは言わないだろうから、代わりに言ってあげる。“とんでもないことをしてくれたわね”ってね。笑いながら言ってあげたいね」と、やはり悔しさの方が大きいようだ。

記録はいつかは破られるもの。
とはいえ、今年のプロ野球、野球機構のエライさんたちが秘密裡に「飛ぶボール」に変更していたのは記憶のに新しいし、その問題も決着しないまま……。
「もし今年も従前どおりのボールだったら……」
本塁打記録が声眞された今、そんな疑念を感じるのは自分だけだろうか??
ま、日本人の記録が外国人に破られたことの、日本人特有の「判官びいき」が根本にはあるが……。(汗)

2013年7月29日 (月)

うそ

世の中、いろいろな「うそ」にあふれている。

♪折れた煙草の 吸いがらで
 あなたの嘘が わかるのよ
そんな歌詞で始まる、流行歌もあった。

落語家で参院議員にもなった、立川談志さん。
「政治家は嘘を以(も)って誠と為(な)す」
そう色紙に書いてくれた人がいた、談志さん自身が何かの対談で話していたそうだ。

ちなみに、政界にはかつて、「誠心誠意うそをつく」と堂々と言った大物もいたという。(驚)
国民が政治家を信頼できない所以!!(怒)

流行歌の世界や、政治の世界のうそのようなわけには、世間一般はいかない。
平成に入ってからの時代の空気は、特にそうだ!!
一年を表す漢字に「偽」が選ばれた年があったのは、まだ記憶に新しい。
食品表示偽装が次々に分かった年だった。

文豪・夏目漱石は、うそを「河豚(ふぐ)汁」に例えた。
「その場限りでたたりがなければ、これほどうまいものはない。しかし、あたったが最後、苦しい血も吐かねばならない」
  ~「虞美人草」から~

うまい汁に味をしめ、うそでだまし続けて、懐を肥やす政治家たち。(凹)
先の参院選でも大勝し、国会のねじれ現象を終わらせた自民党。
安倍総理には、政治家の改革もお願いしたいものだ!!

2013年6月19日 (水)

大きなお世話

お笑いコンビ・とんねるずの歌に、「大きなお世話サマー」という作品がある。
♪真夏に不似合いな 恋人と呼ばれても
 大きな 大きな お世話サマー

ちなみに、動画はコチラから↓
 http://www.youtube.com/watch?v=oGvRc3AVkGQ

20数年前の歌をふと思い出したのは、今月から始まった「スーパークールビズ」に関連してからかもしれない。
今回、女性向けの涼しげな服装などを提案したものの、「大きなお世話」とソッポを向かれているという。(笑)

夏の軽装には、ほとんどの国民が賛成するだろう。
省エネ効果だけでなく、熱帯のような日本の夏に、冷涼な英国発祥の背広姿は元々無理がある。
沖縄の「かりゆしウエア」にすれば、もっと仕事もはかどりそうだ。

男性への浸透に気をよくした環境省、「女性にも」と考えた。
ま、そこまでは良かったが、提唱したのは――
・髪はまとめ、風を通すスカートや丈の短いパンツを。
・下着は吸湿性が重要。
・日傘や帽子を忘れず、汗崩れしにくい化粧、汗染み・におい対策もしっかりと。
などなど……。(呆)

過ぎたるは何とやら。「そんなの、とっくにやってます」「役所が口を出すことじゃない」と、反応は冷ややかだそうだ。
毎年、夏の身だしなみに気を配っている女性には、「何をいまさら」ということだろう。(笑)

現在の政権になって、似たような話をよく聞く。
妊娠・出産の知識を盛り込んだ「女性手帳」の配布や、「3年間抱っこし放題」の育児休業3年制。
どちらも、女性に妊娠・出産や育児を押しつけるのかと批判されている。(笑)

また、「家族は、互いに助け合わなければならない」と明記した、憲法改正草案もあるという。(汗)

♪大きな~~
あの歌が、また耳によみがえってくる。(凹)

2013年6月13日 (木)

世相はテレビCMとともに

テレビコマーシャルの第1号は、1953(昭和28))年の夏、「○○社の時計が正午をお知らせいたします」だったそうだ。
最初はフィルムが裏返しに放送され、3秒弱で止められたという。(笑)
  ~深川英雄・著、「キャッチフレーズの戦後史」(岩波新書)より~

スタートして今年は、60年になるとか。
NHKの放送開始から半年後、日本テレビが先陣を切った民間放送の歴史は、CMにも時代を写し取ってきた歴史ともいえるだろう。

1誕生して60年といえば、人間なら還暦。
伸び盛りの10代にあたる昭和40年代には、製菓会社の「大きいことはいいことだ」や石油元売りの「オー! モーレツ」など、時代の勢いもまぶしたCMがもてはやされた。
まだ自分が若かりし頃(笑)、モデルの小川ローザのスカートが風でめくられ、パンツがモロ見えになる、「オー! モーレツ」のCM」には、目がクギ付けになった記憶がよみがえる。
現代で言う「見せパン」とはいえ、当時、かなりコーフンしたものだ。(笑)

当時の時代の空気は、池田勇人内閣が策定した「国民所得倍増計画」(10年で2倍)の延長線上で醸成されていたのかもしれない。
池田内閣の所得倍増計画から約半世紀、安倍晋三首相は「10年で所得150万円増」を打ち出した。

近年のCMは、物語風の長編仕立てが話題になってきている。(汗)
短くてもいいから、「スカッとさわやか」な気分になれるCMにも多く出合いたいものだ。

安倍政権が繰り出す「三本の矢」が雰囲気づくりに一役買ってくれるといいが、どうなることやら……。
「じっとガマンの子であった」
そんなCMも思い出される、昨今でもある。(凹)

2013年4月23日 (火)

シングル売上No.1の作詞家

過日、某音楽情報会社が発表した「作詞家としてのシングル作品の総売り上げ枚数」、秋元康さんが歴代トップになったという。
う~ん、なんだかなあ……。(凹)
同氏のセールス方法、AKB48人気に便乗しての、特典と引き換えにした販売手法は一人で箱買いするオタクもいたりして、純粋な売り上げとはいえないような……。

ま、それはともかく、歴代最多が塗り替えられると、それまで記録を持っていた人のことが思い起こされる。
趣味で詞を書いてる者としては目標ともいえる作詞家、阿久悠さん(2007年・没)。
これまで、阿久さんの6,831万枚が、長く1位だった。

阿久さんの作品、どれも細かい部分まで字脚が揃っていて、ボキャブラリーの豊富さに感嘆したものだ。
詞の完成度、熟成度も素晴らしいものばかりで、秋元さんとは明らかに一線を画しているといえるかも……。
秋元さんの作品に「川の流れのように」があるのが、オヤジ世代には、せめてホッとさせられる。(笑)

♪振り返れば遥(はる)か遠く 故郷(ふるさと)が見える
遠ざかる昭和に故郷を見ながら聴くオヤジたちは、少なくないだろう。

2013年4月17日 (水)

空耳曲

音がしないのに聞こえた気がする、「空耳」。(汗)
最近は意味が転じ、歌詞などが別の言葉に聞こえる場合にも使われるらしい。

空耳曲の代表は、童謡「ふるさと」とか。
〈兎(うさぎ追いし かの山〉を、「ウサギ美味(おい))しい」と思っていたという話はよく聞く。(笑)

〈アルプス1万尺 小槍(こやり)の上で〉も〈アルプス1万弱 子ヤギの上で〉に……。
約1万頭のヤギの上でアルペン踊りを踊るのは、さぞ難しかろう。(笑)
ちなみに、1万尺は約3,000m、「小槍」は北アルプス・槍ケ岳にある岩場のことだそうだ。

昭和の時代、卒業式の季節によく歌われた、「仰げば尊し」
結びの、〈今こそ別れめ いざさらば〉を、「今こそ分かれ目」だと思い込んでいたという人もいるとか。
卒業して社会人になるので、髪に七三の分け目をつけるのだろうと……。(笑)

グラウンドを平らにする整地ローラーを、俗語で「コンダラ」と言うそうだ。
出所は、アニメ「巨人の星」とか。
主人公がローラーを引いている場面と、主題歌の冒頭「思いこんだら 試練の道を」が結びついたという。
つまり、「思いこんだら」を、「重いコンダラ」と“空耳”してしまったらしい。(笑)

空耳の原因は、脳の働きとか。
耳にした音を、よく知っている語句や聞きたいと思う言葉に、勝手に変換して認識するのだそうだ。(汗)

最近、チマタにあふれる、「株高」「賃上げ」「好景気」といった言葉。
これらが、期待感が生んだ“空耳”でなければいいが……。(汗)

2013年2月25日 (月)

たった一文字だけの手紙

「?」
これは、ビクトル・ユゴーが出版社に出した手紙の全文。

「!」
それに対して出版元から受け取った、こちらは返信。

新刊の長編小説、「レ・ミゼラブル」が売れるかどうか、不安な気持ちを「?」に込めた19世紀の文豪。
編集者は、「上々ですよ」の意味を「!」に込めた。

同小説、世紀を二つまたいで世界中で翻訳され、読まれ続けている。
日本では明治時代、黒岩涙香の翻案により「噫(ああ)無情」の題で新聞に連載されたのが最初という。

日本で連載が始まってから110年、ユゴーが発表してからだと150年が過ぎた。
物語は、姉の子のためにパン1個を盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャンの、仮出所後も波瀾(はらん)万丈が続くというもの。
愛と信念など、普遍的テーマで読者を魅了し続ける。

本だけでなく映画やミュージカルなどが加わって、久しい。
ミュージカルを映画化した「レ・ミゼラブル」が、昨年末から日本でも公開されている。
物語を縁取るフランス革命後の時代の嵐が、スクリーンを通すと、いっそう力を増して迫ってくるようだ。

政治家でもあった、ユゴー。
帝政に抵抗して、19年間、亡命を強いられた。
議員活動では、貧困撲滅、弱者救済に力を入れ、子どもや女性のことをいつも考えていたそうだ。
自身の生涯を重ねると、作品の味わいが深まる……。

公開中のミュージカル映画が発するメッセージのひとつに、「あしたは必ずやってくる」がある。
ユゴーが見たなら、感想には「!」をいくつも書くことだろう。

2013年1月21日 (月)

一目上がり

正月、縁起のいい噺(はなし)で初笑いを正月に楽しんだ落語ファンもおいでだろう。
笑いは健康の源!!

新春に題を取った落語がいろいろあるらしいが、「かつぎや」というのも、その一つとか。
初夢と宝船にちなむ回文や、縁起かつぎの語呂合わせなど、言葉遊びも楽しめるそうだ。

落語と言葉遊びといえば、次のような噺があるという。

「おや、八っつぁんかい、お入り」
ご隠居を訪ねた八五郎、床の間の掛け軸に目をとめる。
絵には、言葉が添えてあった。
「この能書き、何です?」
「それは芭蕉の、讃だ。こういうものを見た時は、結構な讃ですね、と言って褒めるもんだ」

いいことを聞いた、と気を好くした八五郎、今度は易者の先生宅を訪ね、掛け軸を見せてもらう。
「結構なサンですね」
「これはな、連詩と言って、詩だ」

次に訪ねた医者の家では――
「結構なシですね」
「詩じゃない、これはな、一休禅師の、悟(語)だ」と教えられる。

八五郎の頭の中で、数字が三から四、五と増えていく。

「一つ上げりゃいいんだな、さっきは五までいったから……」
そう見当をつけた八五郎、次の家で船に大勢が乗った掛け軸の絵を見て、言う。
「結構な六で」
「ばか言え、七福神だ」

この噺の題は、「一目(ひとめ)上がり」とか。
本ブログでの初笑い、お楽しみいただけたでしょうか??(笑)
笑門来福。笑う門には福来る、メデタヤ、メデタヤ。

余談ながら、一目上がりは四字熟語にもあるといえそうだ。
一石二鳥、二人三脚、三寒四温、四分(しぶん)五裂、五臓六腑(ろっぷ)、……。
数字の意味と語呂の良さが一緒になって、言葉のリズムをつくっている。
日本語を考え出した日本人は、スゴイ!!

2013年1月15日 (火)

昭和は遠く……

懐かしい昭和の歌を耳にする機会が多かった、年末年始。

昨年、16年ぶりに復活した女性バンド、プリンセス・プリンセスの「Diamonds(ダイアモンド)」がテレビから流れた。
♪針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ
との歌詞に、「針って、何の針??」、とケゲンな顔をした若い世代は少なくなかったのかも……。

音楽はCDやインターネットで聞き、レコード盤もダイヤモンド針も知らない世代だから無理もないが。(汗)
まして、新品のレコードに針をそっと下ろす時のワクワク感など、想像すらできないことだろう。(凹)

さらに、同曲の――
♪ブラウン管じゃわからない 景色が見たい
液晶テレビの普及で、「イミフ(意味不明)」ってとこだろう。(汗)

また、小林明子の名曲「恋におちて-Fall in love-」中――
♪ダイヤル回して 手を止めた
歌詞に込められた切ない詩情も、携帯電話世代は「ダイヤル??」、と首をひねるに違いない。(汗)

発明工夫は、日進月歩。
携帯世代のハシリともいえる、今年の成人者たち。
彼らが慣れ親しんでいる最新機器も、「何それ??」と次の若い世代に笑われる日も、いずれ来るのだろう。(笑)

昔の電話は、回したダイヤルが戻るまでに微妙な間があった。
好きな子の家に初めてかける時は、ジレッたいような、止まってほしいような、ドキドキする時間だった。
父親が出たら、つい「間違えました」と、あわてて切ったりして……。(笑)
一瞬で相手とつながる携帯では決して味わえない、ダイヤモンドのような時間だったと、今なら思える。

2013年1月 7日 (月)

一昨年の大震災の後、よく目にし、耳にした言葉に、「絆」という文字がある。
年末には、その年を表す「一文字」にも選ばれた。

家族や友人とのつながりの大切さ、支え合いの気持ちを込めて使われる。
古代ギリシャの哲学者、プラトンの説によると――
「人間は、本来1個の球体だったのが、半分に分かれて男と女になった。
 だから人は、元の片割れを探し求めるのだ」

糸へんに半と書いて、絆。
プラトンが知ったら、「エウレカ(見つけた)!」と叫ぶことかも??(笑)

最近、この字をあまり見かけなくなったような……。(汗)
とはいえ、復興が進まない被災地の傷は、いまだ癒えてはいないはず。(凹)
今一度、「絆」という言葉を口にし、耳にした頃の気持ちを思い起こしたい!!

中島みゆきの作品に、「糸」という歌があるそうだ。
♪縦の糸はあなた 横の糸は私
 織りなす布は いつか誰かの
 傷をかばうかもしれない

昨夏、九州も豪雨災害に見舞われた。
人をつなぐ糸が、幾重もの織り布となって、つらい人々の傷が癒えるまで、優しく包み込む。
年の瀬に誕生した新政権には、そんな政治を望みたいものだ。

隣国との絆も領土問題などで揺らいだ、1992年。
デフレ不況と就職難は続き、政局ばかりの永田町に国民は失望した。
失望続きの一年は、もうタクサンだ!!

ちなみに、さだまさしの歌「大晦日(おおつごもり)」の歌詞に、次のフレーズがあるという。
♪クリスマスが過ぎたなら 心を入れ替える季節
 ちゃんと反省した人には 素晴らしい年が来る

♪大晦日の夜には ゆく年に心からありがとう
 みんなで一眠りしたなら 幸せになろう

今年は良い年になりますように……。

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