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2013年1月21日 (月)

一目上がり

正月、縁起のいい噺(はなし)で初笑いを正月に楽しんだ落語ファンもおいでだろう。
笑いは健康の源!!

新春に題を取った落語がいろいろあるらしいが、「かつぎや」というのも、その一つとか。
初夢と宝船にちなむ回文や、縁起かつぎの語呂合わせなど、言葉遊びも楽しめるそうだ。

落語と言葉遊びといえば、次のような噺があるという。

「おや、八っつぁんかい、お入り」
ご隠居を訪ねた八五郎、床の間の掛け軸に目をとめる。
絵には、言葉が添えてあった。
「この能書き、何です?」
「それは芭蕉の、讃だ。こういうものを見た時は、結構な讃ですね、と言って褒めるもんだ」

いいことを聞いた、と気を好くした八五郎、今度は易者の先生宅を訪ね、掛け軸を見せてもらう。
「結構なサンですね」
「これはな、連詩と言って、詩だ」

次に訪ねた医者の家では――
「結構なシですね」
「詩じゃない、これはな、一休禅師の、悟(語)だ」と教えられる。

八五郎の頭の中で、数字が三から四、五と増えていく。

「一つ上げりゃいいんだな、さっきは五までいったから……」
そう見当をつけた八五郎、次の家で船に大勢が乗った掛け軸の絵を見て、言う。
「結構な六で」
「ばか言え、七福神だ」

この噺の題は、「一目(ひとめ)上がり」とか。
本ブログでの初笑い、お楽しみいただけたでしょうか??(笑)
笑門来福。笑う門には福来る、メデタヤ、メデタヤ。

余談ながら、一目上がりは四字熟語にもあるといえそうだ。
一石二鳥、二人三脚、三寒四温、四分(しぶん)五裂、五臓六腑(ろっぷ)、……。
数字の意味と語呂の良さが一緒になって、言葉のリズムをつくっている。
日本語を考え出した日本人は、スゴイ!!

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